【地方未経験者がITエンジニアになる方法】本気で転職したい初心者からのなり方を解説

転職についてのおてつだい

■心機一転で未経験からITエンジニアやプログラマになろうと思っているんです

■ネットで調べても情報が多いし、知り合いのエンジニアに聞いても意味が分からない。

■地方在住だけど本気でなりたいので情報を教えて!

せっかく転職を考えるならITエンジニアやプログラマになりたいと方が多くなっています。

未経験初心者さん
未経験初心者さん

地方で未経験の初心者からでもITのエンジニアになることができるのでしょうか?

おてつだい
おてつだい

結論を言えばなれます

でも、簡単ではないです。

初心者は何がわからないかをわからないので、質問したくてもできません。

「どうやったらIT業界で仕事ができるの?」「パソコンはどれくらい使えればいいの?」と最初の一歩で迷子になります。

さらに言えば「ITエンジニア」を知らない方も多いです。

わからないけど勇気をもって「未経験者募集求人」に応募しても馬鹿にされたり、塩対応だったり、説教されて連絡をもらえないままになってしまっているケースも多く目にしてきました。

悔しい思いや何度も不採用が続く中で心が折れてしまう方もいます。

この記事では、初心者でも迷わずにITエンジニアになるための方法と知るべき知識をまとめて解説します。

初めての仕事でお金を得るということは簡単ではありませんが、できないことではありません

私の採用担当経験からの情報があなたのおてつだいになれば幸いです。

業界の仕組みについて ITエンジニア(プログラマ・SE等)と就業先の関係

ITエンジニア

ITにかかわる仕事をする人を総省して「ITエンジニア」と呼びます。これから転職を考えて勉強を始めようとしているあなたも「ITエンジニア」になります。

エンジニアの仕事や働き方は多岐にわたりますが、IT(情報技術)を駆使して仕事を行うことは変わりありません。自分の仕事の対価としてお給料を受け取ります。

おてつだい
おてつだい

基本的には時間労働が主流ですので「働いた時間」の分だけ「給料」をもらいます。

フリーランスの方もいますが、最初はどこかの会社に所属し仕事を覚えていくところから始まります。

また、ざっくりとわけると「プログラマ」や「システムエンジニア」等の職種があります。

プログラマ(PG:ピージー)

・各種言語を利用してプログラミングをおこなうエンジニアです。用意された設計をもとに仕組みをつくりあげていくプロです。言語は複数ありますが熟練するとこだわりなく対応できるようになります。

システムエンジニア(SE:エスイー)

・システムにかかわる仕事を行うエンジニアです。エンジニアといえばこれを想像される方もいますが、仕事内容が初期のクライアント対応からプログラミングのテストまで多岐にわたります。

就業先

IT開発企業 (ソフトウェア、システム、IoT、ウェブ、ゲームなど)

ITを利用する企業 (広告、社内・病院、コールセンターなど)

ITの派遣・アウトソーシングを行う企業 (派遣・アウトソーシングなど)

ITエンジニアの就業先は大きく分けて上記の3つとなります。

おてつだい
おてつだい

フリーランスや起業の道もありますが、どこかで経験を積んだのち取引のできる環境等を整えて独立する方が多いので初心者や未経験者にはおすすめしません。

ITエンジニアになるには下記の会社での仕事をして実務経験を身に着けることが必要となります。

IT開発企業の特徴

IT開発は一般の人が想像するIT企業です。ITの技術を使って多くの方へのサービスを提供していきます。0から1を生み出す仕事を行っている会社が多いです。

IT開発企業の特徴

・新卒採用と経験者中途採用

・研修や社内トレーニングが充実

・自社内での仕事が多い

・大企業から中小企業まで会社数が多い

ITを利用する企業

ITを利用する企業は数多くあります。社内や病院でのSE、広告業や自社Webサイトを利用したEC販売会社やその他情報システム部などを持つ会社などがあります。生み出された技術を運用して自社の本業を伸ばしている会社です。

ITを利用する企業特徴

・新卒採用、経験者中途採用(※未経験者も採用の可能性あり)

・研修や社内トレーニングで働きながら覚える

・IT以外の仕事をすることが多くなる場合も

・大企業から中小企業まで種類は多い。

ITの派遣・アウトソーシングを行う企業

派遣会社やアウトソーシングの会社でエンジニアとして働きます。多くの場合はクライアントまたは開発を行っている現場で駐在作業となり、自社での仕事ではないことが多いです。ここでの仕事は開発会社の生み出したものを作り上げる(1を10や100にする)会社です。各社のITエンジニアが共同して仕事を行っています。

ITの派遣・アウトソーシングを行う企業特徴

・新卒採用、経験者、未経験者の中途採用がある。

・研修は少ない傾向。現場での実地取得が必要

・社会保証や福利厚生は大手の会社手厚い傾向

・無期雇用だけではなく有期雇用の場合も

・大小多くの仕事を経験できるが自社内での仕事は少ない

ITエンジニアの給与や福利厚生、残業や休みは?

ITの仕事は高収入と今後の需要があり仕事に困らないイメージで就業を希望する方が多いです。

参考までに同種の業務に従事する一般労働者の賃金水準を基準として給与を想定すると全国平均では下記の通りとなります(時給に月平均8時間勤務×20日で160時間を掛けて計算しています)。

未経験でシステムエンジニア1,526円(月給約24.4万円)、プログラマ1,253円(月給約20万円)

経験1年でシステムエンジニア1,782円(月給28.5万円)、プログラマ1,464円(月給23.4万)

経験10年でシステムエンジニア2,402円(月給38.4万)、プログラマ1,972円(月給31.5万)

https://www.mhlw.go.jp/content/000685419.pdf

 ※同種の業務に従事する一般労働者の賃金水準(令和3年度適用)

地域係数:上記の平均時給に各地域の係数をかけた金額が地域平均時給

地方の例:北海道92.1%、青森83.6%、福岡92.6%、沖縄85.4%

都会の例:東京114.5%、神奈川109.1%、愛知105.2%、大阪107.8%

※詳細は上記URLのPDF参照

収入は異業種と比較すると高め

実務経験年数が増えると時給が上がりやすい

都会の方が求人が多く給与が高い

おてつだい
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収入面では「開発会社>派遣アウトソーシング≧利用する企業」の順になる傾向です。

同じ仕事でも都会の方が高い傾向は他の職種とおなじです。

利用する企業で「総務部管轄」になるとエンジニア職の仕事だけど給与は事務職なんて場合もあります。

福利厚生やお休みなどについては各会社の特色が出てくるところです。

規模や産業によってもかわります。

各種保険加入や休み、給与について、福利厚生の詳細は応募時だけでなく面接時にもしっかりと確認しましょう。

「退職金なし」などにについてなどは聞かないと教えないところもあります。

エンジニアとしてのスキルはどうやって手に入れるの?

実際に手を動かしながら勉強することになります。

独学で学習するのであればwebでの学習や本を読んでの学習となります。

予算と時間に余裕があればITスクールや職業訓練、専門学校や大学での学習が効果的。

生活資金に余裕があり、ITに関する教育を少しでも受けたことがあれば、アルバイトやパート、インターンなどで実際に現場に入って仕事を覚えるという方法もあります。

ITエンジニアのスキルを検討する場合は資格や学習経験、学歴よりも「実務経験」を重視する傾向が高く、実務の経験を増やすことが最重要です

学習やスクール、学校でまなぶのは、「就業しやすくすくするため」の手法です。

なので時間と予算の都合によって下記の選択をすることになります。

エンジニアになるためのスキルアップ方法

独学での勉強(知識と時間がある程度ある場合)

学校などでの勉強(時間やお金を投資できる場合)

現場で働きながら学ぶ(ある程度の知識と生活資金に余裕のある場合)

おてつだい
おてつだい

IT業界全般に関する知識として最低「ITパスポート」や「基本情報技術者」の試験範囲に関する知識や言葉は最低限おぼえるようにしておきましょう。

タッチタイピングは必須ではありません。

エンジニアに年齢は関係する?20代・30代・40代からエンジニアになれる?

エンジニアになれる年齢については特に制限がないので、いくつだからなれないということはありません。若さで不足分をカバーすることも、経験と学習で年齢差をカバーすることもできるからです。

始めようと思った時が全てにおいてスタート地点となります。

ITは情報処理に関する知識を必要とするので、常に主体的に学んでいく姿勢は必須です。

おてつだい
おてつだい

ベンチャーなどでは上司や社長が10代や20代なんてこともあるので、年下に指示・命令されるのが苦痛な方は難しいかもしれません。

エンジニアの年齢と転職難易度

年代ごとのエンジニアの難易度はどの業種と職種でも同じ。

ITエンジニアは常に勉強を継続ができるなら特別な仕事ではない。

転職前の仕事の経験はどこかで役に立ちます。

どのようなエンジニアになりたいのか やりたいことを定める

エンジニアといっても多くの方向性があります。

Webに関連する仕事、ソフトウェア系、ハードウェア系のモノづくりやネットワーク系の仕事がしたいのかITエンジニアといっても多くの仕事があるのでまずはどの職種を目指すかを決めなければなりません。

Webに関する仕事は都会に多くあり、テレワークで行っている方もいます。

ソフトウェア、ハードウェア系の仕事は現場での作業が多いため都心部での仕事が多いです。

ネットワーク系の仕事も現場での作業が多く監視などはテレワークが可能だったりします。

やりたいことの明確化(アンマッチを回避するために)

なぜエンジニアになりたいのか(苦労をいとわないために)

将来はどうなりたいのか(ゴールと目標を見失わないために)

キャリアプランを考えておく どこでどのように働きたいのか

エンジニアが多いのは都市部です。

最初からテレワーク対応での採用を行う会社も増えてきていますが、初心者がすぐに自分の地元でテレワークでのITの仕事を得るハードルは高いです。

一番簡単な方法は一度都会で就業し実務経験を積んでから地元や地方での仕事をする。 

地方を出られないかたは地方でのITに少し関わる仕事から時間をかけてITの仕事へシフトしていく。

地元で?地方で?都会で?海外で?

すぐに?できれば?将来的に?

どのようなライフスタイルで?

どうしたらエンジニアとして転職できるの? 転職活動のやり方について

直接応募をする(ハローワークや企業への直接応募で売り込む)

転職サイトに登録する(応募と登録企業からのスカウトを待つ)

エージェントに依頼する(依頼して売り込んでもらう)

転職といってもどのように行えばよいかわからない方の方が多いと思います。

おてつだい
おてつだい

私も初めて転職活動は右も左もわからず悩んだことを覚えています。

知らない業界であればなおさらです。

まず、現在の自分のスキルに応じてどのようにすることが最短の道となるかを考えます。

下記の3パターンのどれかで就業できればITエンジニアになれます。

本当に一歩目のスタートラインですが、ここからはじまると考えて頑張りましょう。

①直接企業に申し込む方法(ハローワークや、ホームページ等からの応募)

利点:採用までに時間がかからずに決めてもらえることが多い。

   熱意を伝えることができる。

欠点:ハローワークの情報は競争率が高い

   直接申し込みのサイトが更新されていない状況で採用募集していないことがある。

   スキルや自分の売り込み力が不足している場合容赦なく落とされることがある。

転職サイトに登録する方法

利点:自分の売り込みを幅広く行うことができる。

   登録している多くの会社の情報が確認できる。

   サポートが充実している会社が多い。

欠点:登録後の情報管理を怠ると採用が遠のく。

   採用までに時間がかかることがある。

   募集の掲載期間があるため自分の都合とあわないこともある。

③転職エージェントへ依頼

利点:自分の特徴をしっかりと伝えてもらえ希望に近い転職先を見つけられる

   サポートが充実しており、不足しているスキルや対応を確認してもらえる。

欠点:スキルが不足していると決定までに時間がかかることがある。

   エージェントの担当により決定率が変わる可能性がある。

IT業界は開発企業の直接雇用は新卒の場合が多く、それ以外は経験者の中途採用が多いです。

なので新卒未経験での就業を狙う場合は①の直接応募と並行して②③の方法での応募を行うことをおすすめします。

また、年齢が第二新卒に近く意欲やスキルのある方は①の方法がおすすめで、

異業種からの中途転職の方は②、③での対応がおすすめです。

おてつだい
おてつだい

なんだ。普通の転職と同じじゃん。と思った方もいるかもしれませんが、

ITの転職についてはいくつか応募・面接時にコツが必要です。

応募、面接時のコツ

今できることと、やる気、コミュニケーション力を的確に伝えることが大切です。

ITの世界の変化は目まぐるしく、数年で陳腐化してしまうことも多いので常に勉強と知識のインプット、アウトプットを要求されます。

下記の3つのコツは最低限ふまえて応募・面接するようにしてください。

1.今できることを伝える

このような言語が使える。このような学習をしてきた。のように 

今できるITスキルを明示できるようにします。

何か作ったことなどがあればポートフォリオやアプリを見せるなどの対応ができればよいです。

ただし、スクールの実習で行ったものは評価されにくいので、同じ構造でも自分なりに改良したり独自性を持たせたものの方がよいです。

2.やる気を伝える

やる気は「なんでも覚えます。教えてください」ではなく「これを学習しています。就業までに必要な知識があれば覚えて対応できるように努力します」という姿勢です。

職人気質の方が多い職場でもあるので、「教えてください」対応はあまり好まれません。

積極的に覚える姿勢を伝えましょう。

3.コミュニケーション力を伝える

コミュニケーション力はどこの職場でも要求されますがIT業界でも同じです。

理由は共同してモノづくりを行うことが多いからです。PCに向かって仕事をおこなうより「どのように作っていくか」を相談したり、「問題が起きた際の解決策を練る」などの場面が多いです。また、「レビュー」という自分の作ったものを皆で確認する際にも必要となります。

なので、わからないことはすぐに聞く。知らなかったことはすぐに調べて理解する。の姿勢を見せることでコミュニケーション力があることを伝えていきます。

ここまで読んだけど、本当に自分に向いているか、何をしたらよいのかかわからない方へ 

業界の言葉や常識・共通言語などがわからないと話が通じないことがあります。

自身の価値を低く見せないためにも、最低限のIT関連の知識を身に着ける必要があります。

おてつだい
おてつだい

ここまで読んだけどすぐにスキルがつくとしても、自分に適性があるか不安になってしまいどうしていいかわからないときは

本で学習するなら、「ITパスポート」の試験テキストや問題集を一度読んでみることをお勧めします。エンジニアの登竜門「基本情報技術者」の一つ下の資格ですが、ITというものの全般を学習することができます。

下記①②のように体系がしっかりとされているので本を読むことをお勧めしますが、

ざっくりと調べるのであればネットなどでも調べられますが知識の方よりに注意してください。

①近くの本屋で探してみる

②アマゾンの読み放題等に登録されていたら、そこで検索すると何冊か見つかると思います。

③ネットでしらべてみる ※過去問は公式サイトにPDFであります。

まとめ

業界の仕組みとどのような仕事を理解する。

どんな仕事をしたいのかを明確にする。

不安なら情報処理の勉強をしてみる。

動くことからすべてが始まる。

おてつだい
おてつだい

まずは、わからないことから抜け出す最初の一歩を踏み出してみましょう。

お金を稼ぐ仕事なので簡単ではありませんが、やりがいがある仕事があなたを待っています。

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